ふとした瞬間に「そういえばあそこへ行きたい」と思い出すのが、台北の人気パワースポット「行天宮」。「龍山寺」と並ぶ台湾屈指の有名廟で、地元の人から旅行者まで多くの人が足を運ぶ場所です。この日は近くに用事があったため、少し早めに家を出て、まずはお参りへ。
入口は向かって右側の門から入ります。中に入るとすぐ、青い法衣を着た「効労生」と呼ばれるボランティアの方々が目に入ります。みなさん静かに、真剣な表情で『列聖寶經合冊』を読まれていました。
境内のベンチには多くの人が腰を下ろしています。「收驚」の順番を待っている人もいれば、休憩している人もいるようです。
「收驚」とは、乱れた気持ちや魂を落ち着かせる台湾の伝統的なお祓いのこと。誰でも参加できます。
まずはお祈りから。名前・住所・生年月日を小さな声で唱えながら、心を込めて手を合わせます。
その後、「收驚」の列へ。列が長く見えても進みはスムーズで、思ったよりもあっという間に順番が回ってきます。
平日のお昼どきでも、境内には多くの人が訪れ、それぞれが真剣に祈りを捧げていました。その光景は、日常の喧騒を忘れさせてくれるような、独特の静けさに満ちています。
久しぶりに訪れると、案内用の冊子(マークブック)が設置されていました。日本語・英語・中国語の3種類があり、初めての方も安心です。
冊子のすぐ後ろには事務所があります。行天宮ではお線香やお供え物は禁止されており、基本は手を合わせてお祈りするスタイル。
もし奉納金を納めたい場合は、事務所内の白い紙に名前と住所を記入し、窓口の效労生に手渡します。受け取ると、ピンク色の「樂捐收據(領収証)」がいただけます。
※詳しい参拝方法や收驚のやり方は別記事で解説しています。
すぐ隣の地下通路には「占い横丁」が広がっています。小さなブースが立ち並び、占い師の方々が静かに待機しています。
実際に鑑定中のブースもあり、日本語で声をかけてくれる方も。多くの占い師が日本語に対応しているため、初めてでも気軽に立ち寄れます。また、行天宮の西側・地上にも占い館があるので、ぜひ直感で「ここだ」と感じた先生のところへ行ってみてください。
※行天宮占い横丁の詳しい紹介は下記の記事をご覧ください!