
旧暦7月は「鬼月」!7月1日に冥界の門が開き、死者の霊魂が現世に戻ってきます。日本でいうお盆のようなものです。この世に遊びにきた霊魂を迎えるため、1ヵ月間様々なイベントが開催されるのですが、7月14日に行われる「放水燈&遊行(灯篭流し&パレード)」は圧巻でした!
日本で行われる灯篭流しは死者を弔いあの世へ送る行事ですが、台湾はちょうど反対!主普塔という霊魂を迎える場所へ霊魂を導くため、海から提灯で道しるべを作り、迎え入れるのです
海の中にいる霊魂たちに場所を教えてあげるため、灯篭を海へ流すという意味合いもあるんだそう
ちなみに翌日に主普塔で行われた普度では霊魂たちがごちそうを食べたり、入浴できるようにと、お供え物が用意されました
画像提供:Tine
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記事登録日:2020-09-03
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