瑞芳駅の裏改札前にある瑞芳老街で、瑞芳の歴史を学べるツアーが登場!
瑞芳老街と周辺の歴史スポットを回るガイドツアーです!時間:約2.5時間
催行人数:20名
集合場所・時間
集合場所:台鉄「瑞芳後火車站」(瑞芳駅の裏改札)
集合時間:9:00、14:00
※瑞芳駅までは各自でお越しください
ツアースケジュール
瑞芳後火車站(瑞芳駅の裏改札)
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瑞芳老街創生基地(空き瓶ライト作り)
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瑞芳後火車站石燈籠
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新村芳書院
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油毛氈屋頂
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瑞芳輕鐵便道遺址
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義方商行
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不見天巷
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彩繪樓梯
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瑞芳老街創生基地でライトを受け取って解散
※当日の状況により、スケジュール内容の変更があります。あらかじめご了承ください。
各スポットの紹介はこちら
瑞芳老街創生基地(空き瓶ライト作り)
瑞芳老街創生基地では、空き瓶を活用したステンドグラスライトを作ることができます。作業時間は約1.5時間。下絵を描いた瓶にステンドグラス用の塗料で色を付けていくと、自分だけのオリジナルライトが完成します!
空き瓶ライト誕生のきっかけは、金の採掘に従事していた人々が日々のストレスや疲れをとるために大量に摂取していたお酒や醬瓜(漬物)の空き瓶を活用しようとしたことだったそう。
また、瑞芳には炭鉱での死ことで体中が真っ黒になる「皮膚黑(体が真っ黒)」、雨が多い天気を意味する「天黑(空が暗い)」、防水や防カビを目的としたアスファルトで作られた真っ黒な屋根「屋頂黑(黒い屋根)」を合わせた「三黑」という言葉があり、そんな暗さを明るく照らす意味も込められているのだとか。
瑞芳の歴史を感じつつ、オリジナルのライト作りを楽しんでください。
※作品を乾燥させる時間があるため、受け取りはツアー終了後になります
瑞芳後火車站石燈籠日本統治時代に作られた瑞芳神社に置かれていた灯篭です。
瑞芳神社があった場所には、瑞芳高工(瑞芳高級工業職業學校)があり神社の面影はないのですが、神社がなくなったあとに灯篭や狛犬などの一部が見つかり、修復したものが現在の「瑞芳後火車站石燈籠」だそうです。
新村芳書院
「新村芳書院」は民宿兼図書館のような施設です。もともとは運送会社、「村芳行」だった建物をリノベーションした民宿は外から見ただけでも雰囲気のよさが伝わってきます。
黃金博物館の元館長である施岑宜さんが民宿と図書館を運営するオーナーなのだとか。ここの民宿を拠点に、九份、十分などの旅を楽しむのもいいかもしれません。
油毛氈屋頂
「油毛氈屋頂」は瑞芳の「三黑」の由来のひとつでもある「屋頂黑(黒い屋根)」の様子を今に残す家屋です。
防水や防カビを目的としてアスファルトで屋根や壁を覆った建物で、昔は瑞芳老街の多くの家屋がこの建築様式で建てられていたそうです。1軒だけでもその黒さに驚くであろう「油毛氈屋頂」をじっくり見てみてください。
瑞芳輕鐵便道遺址
「瑞芳輕鐵便道遺址」は、かつて瑞芳で使われていたトロッコ列車の線路跡です。
鉱山が栄えていた時代には、この線と周辺は歓楽街として栄えており、人口の密集エリアでした。当時はこの線路が近くの道路、逢甲路をはじめ瑞芳老街の路地ともつながっており、人々の足になっていたとのこと。
当時の面影をじっくり探してみてください。
義方商行
「義方商行」は、李家が運営していた鉱山の管理会社だった建物です。
もともと日本の三井炭鉱が瑞芳の鉱山を所有していたそうですが、当時、鉱山資源が絶えたと考えた三井炭鉱が李家に譲り、その後再度鉱山資源が発見されたことで李家の成功に繋がったとか。
レトロな外観がきれいに残っているので、写真スポットとしてもおすすめです。
不見天巷
「空が見えない道」という意味になる「不見天巷」は、雨が多いこの地域のため雨よけで空が見えない道。地元に人しか知らない裏道的存在でもあります。
細い路地が天井まで覆われ、確かにあまり気が付かないし、知らなければ通らなそうな細い路地ですが、現在は観光スポットになっており、手作り体験で作ったようなガラス瓶のライトが天井からかけられていて、幻想的な雰囲気を醸し出す路地に変身しています。
彩繪樓梯「彩繪樓梯」は、最後は瑞芳高工に続く階段に描かれた階段アートです。
瑞芳高工の学生が下絵から色付けまですべての行程を行った作品で、イラストには瑞芳沿線の景色が反映されています。
瑞芳高工の学生の青春が詰まった作品の前で、このツアーの記念撮影をしてみてはいかがでしょうか?
※ツアーは瑞芳老街創生基地に戻り、空き瓶ライトを受け取ったところで現地解散です